引用：AMC
前回のあらすじ
ダリル達は燃え盛るヒルトップへなんとか逃げ込んで、アルファ達を町の入り口で食い止めていた。しかしその後ダリル達はアルファ達に押し切られてそれぞれが散り散りになって逃げ出す。
その後アルデン達はアダムを連れて逃げていたが、その際メアリーはベータに襲われて死んでしまう。
一方ジュディスを含めた子ども達はアールと一緒に小屋に隠れていたが、アールはウォーカーに腕を噛まれてしまっていた。そしてアールはジュディスに最後の言葉を伝えて子どもたちを守ってほしいと頼み、ジュディスは頷く。その後ダリル達が小屋へ駆けつけると子ども達は無事だったが、座りこむジュディスと横たわったアールがいた。そしてダリルは状況を察してそっとジュディスに寄りそう。
片やアルファはヒルトップを攻め落とした喜びよりリディアが見つからなかったことを悲観していた。その後ニーガンはリディアを見つけて拘束すると小屋に監禁する。
その後ニーガンはアルファにリディアを見つけたと告げ小屋へ連れていく。そしてアルファは小屋を開けるがそこにはリディアはいなかった。そしてアルファが振り向くと、ニーガンはナイフでアルファの首を掻き切り、アルファはその場に倒れこんで死亡する。そんな中別の小屋にいたリディアは拘束を解いて小屋から脱出する。
その後ニーガンはアルファの首を持って森の中を進む。そしてキャロルと合流するとキャロルにアルファの首を渡す。そしてキャロルはアルファの首を見て遅かったわねと告げる。
ウォーキング・デッド/シーズン10【第13話 選択】あらすじ
引用：AMC
ミショーンはバージルの住む島に辿り着いていた。そしてミショーンはバージルに武器を要求するが、バージルは菜園でハーブの収穫を始める。それに対してミショーンは早く武器を渡すよう詰め寄るが、バージルはなかなか武器を渡そうとしない。そんな中バージルは家族の話を始めるが、辺りに人の気配がなくミショーンは刀を抜いて家族がどこにいるのか尋ねる。そしてバージルはミショーンを家族の墓へ案内すると家族の元に戻りたかったと告げ菜園で獲ったハーブを供える。その後バージルはミショーンに家族はウォーカーになって建物内にいるから始末してほしいと頼む。そしてそれがミショーンを島に連れてきた理由だったと告げるとミショーンは了承する。
その後ミショーンとバージルはウォーカーが無数にいる建物内に入っていく。そしてミショーンは慎重にウォーカーを始末していくが、バージルが誤って家具を倒して物音を立ててしまう。そして二人は一斉にウォーカーに襲われるが、なんとかミショーンがその場にいたウォーカーを殲滅する。その後ミショーン達はバージルの家族がいる部屋に入ると、そこには首を吊った無数のウォーカーがいた。そしてバージルはそっとウォーカーに靴をはかせる。その後ミショーン達は建物を出る。
その後ミショーンはバージルを気遣いつつも武器を渡してほしいと頼む。それに対してバージルはもうすぐ夜になるし危険だから次の日にしようと返答すると、ミショーンは渋々納得する。その夜ミショーンは目を覚ますとバージルに入らないように言われていた研究所へ潜入する。そして建物内を探っていると人の気配を感じる。その後ミショーンは建物内の一室に入るが、そこにバージルが現れるとバージルは部屋の扉を閉めて鍵をかけてしまう。そしてミショーンは部屋に閉じ込められてしまい、バージルはミショーンを信じていたのにと約束を破ったと嘆いてその場を後にする。
その後ミショーンは隣の部屋から声がして隣の部屋でも数人が閉じ込められていることに気がつく。そしてミショーンは隣の部屋にいるセレステ達と話をしてセレステ達が元バージルの仲間だったことを知る。その後ミショーンはセレステ達から島で生存者を受け入れていたがそのうち食料がなくなり物資を巡る争いが始まったこと、そしてバージルが争った人達を建物に閉じ込めたがそこに家族もいたことを聞く。更にバージルは家族をウォーカーにしてしまって以来おかしくなってしまったことも判明する。
その後ミショーンはバージルから出された料理を食べると幻覚を見て苦しみ始める。そして幻覚の中でミショーンはアンドレアと出会った際にアンドレアを助けず見殺しにする。その後ミショーンはリック達とも仲間になれずに、流れでニーガンに救われて救世主になったという幻覚をみる。更にミショーンは幻覚の中で救世主としてリック達と殺し合いをして、最後はリックとダリルに殺されるという幻覚をみていた。
その後ミショーンの元へバージルが様子見に現れるが、ミショーンは隙をみてバージルを襲って扉の鍵を奪う。そしてミショーンは隣の部屋に監禁されていたセレステ達と研究所を逃げ出す。そしてミショーン達はボートへ向かうが、ボートに辿りつくとミショーンが乗ってきたボートはバージルに燃やされてしまっていた。
その後ミショーン達は逃げているバージルを捕まると、セレステ達がバージルを殺そうとする。しかしミショーンがバージルを殺さず情けをかけるべきだと告げる。そしてセレステ達はバージルを殺すのを止めると、ミショーン達はバージルを研究所の部屋に監禁する。
その後ミショーンはバージルの元へ行き武器が見つからないと告げ、荷物を返すように要求する。そしてミショーンはバージルと荷物置き場に荷物を行くが、そこでミショーンはリックのブーツを見つける。そしてミショーンは血相を変えてバージルにブーツのあった場所を聞き出す。
その後ミショーンはバージルに案内されて島に流れ着いた船へ行く。そしてミショーンは船の中を探っていると船がニュージャージーの船だと判明する。更にリックの名前とミショーンとジュディスの似顔絵が書かれている物をを発見すると、ミショーンはリックの痕跡だと確信して涙を流す。そしてミショーンはバージルにリックについて何を知っているのか問いただす。しかしバージルは何も知らないと返答し、セレステ達がいれば船を動かすことができるから、船に探し人がいたなら探しに行くといいだろうと告げる。
その後ミショーンはセレステ達と船で島を出ることにする。そしてミショーンはバージルを誘うが、バージルは島に残ると返答する。その後ミショーン達はバージルを残して島を出る。
その後ミショーンは船の中でジュディスに連絡をしてアレクサンドリアの状況を聞く。そしてミショーンはジュディスから囁く者は倒したしアルファはもう現れないと聞くと喜ぶ。そしてミショーンはジュディスにリックの痕跡を見つけたと告げるとジュディスは涙を流す。その後ジュディスはミショーンにアレクサンドリアに戻らないでリックを探しにいくべきだと告げるとミショーンは頷く。そしてミショーンはアレクサンドリアに戻らずにリックを探しに行くことにしてジュディスに北へ向かうと告げる。
その後ミショーンはウォーカーを引き連れて森の中を進んでいたが、そんな中怪我をした生存者と出会う。そして生存者が先を進む生存者の集団について行けないから手を貸して欲しいと言うと、ミショーンは生存者に協力することにする。そしてミショーンは生存者に肩を貸して先を進んでいる集団を目指して歩きだす。
ウォーキング・デッド/シーズン10【第13話 選択】感想
引用：AMC
今回はミショーンの回でしたね。それにしてもミショーンの幻覚はなかなかインパクトがある話になっていましたね。
バージルの嘘
まずはバージルのいた島ですが、オーシャンサイドからバージルの島までの移動には5時間ほどかかったようです。5時間だと結構遠いですよね。そして島には研究所などいくつか施設があり、人が暮らしていくのに十分なスペースがありましたが全然生存者がいませんでした。これは何でなのかなって思っていたら、実は既にほとんどの人はウォーカーに転化していたからだったんですね。
その後ミショーンとバージルで建物のウォーカーを殲滅しましたが、これはさすがミショーンというかミショーンがいるから安心感がありましたね。この際結局ミショーン一人でウォーカーを片付けていましたけど、バージルが物音を立ててウォーカーが一斉に襲ってきたときは、バージルはまさかここで噛まれたりするのかなって少し心配になりました。でもそんなことはなく無事切り抜けましたね。その後自殺したと思われる転化したバージルの家族にバージルが靴をはかせていたのは悲しいシーンでしたね。
しかしそんなバージルはいい人ではなかったようです。では悪い人かというと一概にそうとは言えずに精神に異常をきたしている状態になっていたってことだったようです。そのため元の仲間まで監禁していたようですが、原因は家族の死だったようですね。
元々バージル達の島は生存者を受け入れていました。そこまでは良いグループだったようですが、次第に争いが起きて対応しようとしてバージルは家族をウォーカーにしてしまったんですね。これは悲劇ですし精神を病んでしまうのも理解できなくはないです。でもだからといって薬を盛ったり監禁したりはよくないですよね。そしてとばっちりを受けたセレステ達も監禁されて大変だったようですが、ミショーンのおかげでセレステ達も部屋から抜け出すことができてよかったですね。
幻覚の中で
そしてミショーンが見た幻覚ですが、そもそも物語の最初に出てきた昔のミショーンは、以前の回想かなって思っていたらアンドレアを普通に見殺しにしていました。これってどういうことなのかなって思っていたらバージルの薬による幻覚だったんですね。ちなみにこの薬はアサガオを煎じたものだったようで、アサガオの服用でそんなことになるのかなって気になって調べてみました。その結果アサガオの種子は毒性があり強烈な下剤や幻覚を引き起こすことがあるということがわかりました。アサガオって身近にあるものですけど危険なんですね。
そしてミショーンは最初の幻覚でセディクに罵倒されていましたが、本当のセディクならきっとあんなことは言いませんよね。でも強烈な言われ方でしたね。
そしてミショーンは幻覚の中で過去にトリップするとアンドレアを見殺しにした後、刑務所で受け入れられずリック達の仲間にもなることができませんでした。その後ミショーンはニーガンに気に入られて救世主になり、リック達に制裁を与えてリック達と殺し合いになりました。そして最後はミショーンがリックとダリルに殺されるという流れでしたが、これって一歩間違っていたらミショーンは本当に救世主になっていた可能性もあったのかなってちょっと思いました。
そして幻覚の中でミショーンが救世主になったきっかけはアンドレアを救ったかどうかで、あの決断でミショーンの救世主入りもありえたということなのかなって感じました。ただあくまで全て推測の話なので、ミショーンはどうあってもリック達の仲間になったかもしれないですし、バタフライエフェクトのように一つの決断で未来が変わってしまうこともあるってことを示唆しているのかなとも思いました。
ただどちらにしても幻覚ではミショーンの違う面が見られましたし興味深いシーンでしたね。そういえばミショーンは幻覚の中で最後にリックとダリルのコンビに殺されていましたが、考えてみるとリックとダリルのコンビって敵に回したら相当怖いコンビですよね。ミショーンもあっさり仕留められていましたし二人の戦闘力を改めて知る機会にもなりました。
旅立つミショーン
そして今回大きな出来事が二つありました。
まず一つ目はリックの生存が示唆されたことです。バージルがいた島に止まっていた船の中にリックのブーツと、リックの名前とミショーンとジュディスの似顔絵が描かれた物がありました。そのためおそらくリックが生きていることは確定なんだと思われます。
ではなぜリックがアレクサンドリアに戻って来ないのかということですが、現在はまったく予想がつきません。おそらく何かあってアレクサンドリアに戻れないんでしょうね。ただこれでリックの再登場の可能性が出てきました。やっぱりリックは存在感ありますし、再登場に期待したいところですね！
そして二つ目はミショーンの離脱です。今回ミショーンはアレサクンドリアに戻らずにリックを探しに行くことにしました。そのことによりミショーンも離脱ということになるようです。このタイミングでミショーンがいなくなるとは意外でした。ただ囁く者の脅威があまりなくなり、リックの生存が濃厚になった今、タイミングとしてはリックを探しに行くのに絶好のタイミングなのかもしれないですね。ミショーンならどこに行っても切り抜けていけると思うので、無事リックを見つけられることを期待したいです。
そしてミショーンは旅に出てすぐに生存者と出会いました。更に大勢の生存者を発見しましたが、あの人達はどういう集団だったんでしょうか。ミショーンのこの先も気になりますね！
終わりに
さて今回ですがバージルの話は嘘だったということが発覚しました。しかしミショーンはバージルの島でリックの痕跡を見つける事ができました。そしてミショーンはこのままアレクサンドリアには戻らずにリックを探しに行くことになるようです。
そしてミショーンは最後に大勢で移動する生存者の元へ行きました。この後ミショーンがどんな流れになるのかはいずれわかると思います。今回でミショーンは離脱となるようですが、死んだわけではないのでまた再登場もあるでしょう。そのときを楽しみに引き続き先を見ていきたいと思います。
シーズン10の主な登場人物
下記の項目画像は[AMC]からの引用になります
ミショーン（ダナイ・グリラ）
武器を確保するためバージルの島に行った際にリックの痕跡を見つける。そしてリックを見つけるためアレクサンドリアへ戻らずリックを探す旅に出る
エゼキエル（カリー・ペイトン）
王国がなくなってからもグループのために行動し貢献していたが大病を患ってしまう。そしてこの世界では治療ができないことを覚悟し日々の生活をすごしている
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