引用：AMC
ウォーキング・デッド人物集です。ストーリーに登場する人物を紹介していきます。ここではタイリースについて紹介しています！（シーズン9時点）
作中どんな人物？
引用：AMC
サシャの兄で普段は落ち着いていて仲間に気が使える人物。また戦いとなればウォーカー数体をも相手にすることができるほどの力を持っている。しかし力を持っていてもあまり争いを好んでおらず、生存者は敵でも極力殺したくないと思っている。
元々は別のグループを率いていたが、森の中を彷徨って刑務所に行きついた後にリック達に受け入れられて刑務所で暮らすようになる。そして刑務所生活でカレンと男女の仲になるが、カレンは疫病にかかったことが元でキャロルに焼き殺されてしまう。
その後総督襲撃で刑務所に住めなくなるとタイリースはジュディス達を連れて逃げ延びる。そして彷徨っているところでキャロルと合流するが、その際キャロルからカレン殺しを告白される。しかしタイリースはキャロルを許す。
そして終着駅脱出後はリック達と共に行動していたが、ノアの故郷に行った際にウォーカーに噛まれて死亡してしまう。
基本情報
引用：AMC
情に厚い強者
登場 シーズン3
生死 シーズン5 死亡
死因 ウォーカーに噛まれる
妹 サシャ シーズン7 死亡
恋人 カレン シーズン3 死亡
シーズン3
グループを率いて森の中を彷徨っている際に刑務所にたどり着く。しかしリックと顔合わせをすると錯乱したリックの姿を見てタイリース達は刑務所を後にする。そしてウッドべりーへ行きついて総督に受け入れられる。その後総督が刑務所を襲撃に行く際は生存者同士の殺し合いに嫌悪感を抱き刑務所襲撃を辞退して町の守りに回る。そして総督の刑務所失敗や住民皆殺しを聞くとリック達を信じて町に迎え入れる。
シーズン4
刑務所で生活している中でカレンと男女の関係になるが、カレンが疫病にかかるとキャロルはひそかにカレンを焼き殺してしまう。そしてタイリースは犯人捜しをリックに依頼するが、その際リックと揉めて殴り合いになってしまう。その後サシャも疫病にかかるとダリル達と共に獣医大学に薬を取りに行き事態は解決する。
その後総督襲撃で刑務所に住めなくなってしまうとタイリースはリジー、ミカ、ジュディスを連れて刑務所から逃げる。そして彷徨っているところでキャロルと合流し行動を共にする。その後リジーがウォーカーに感情移入しミカを殺してしまうとキャロルはリジーを殺す。そしてキャロルはカレン殺しをタイリースに告白するが、タイリースはキャロルを許し共に終着駅を目指す。
シーズン5
終着駅目前でリック達が捕まっていることを知り、キャロルが終着駅へ襲撃に行きタイリースはジュディスを守ることにする。そしてタイリースは待っている間に終着駅の住民マーティンと揉めるがジュディスを守りきり無事リック達と合流する。その後教会で終着駅の住民と決着をつけてノアの故郷を目指す。そしてノアの故郷に辿りつくがそこは廃墟になっていた。その後ノアの故郷で物資調達をするが、その際中にウォーカーに噛まれて死亡してしまう。
性格
引用：AMC
優しく情に厚い性格をしていて道徳心も強い。そのため人望もありリック達と合流する前はグループを率いていた。
そしてウォーカー数体をも相手にすることができるほどの力を持っているが、基本生存者を殺すことには反対で終着駅付近で待機時も敵であるマーティンを気絶させるだけで済ませている。
そんなタイリースは強情な一面もありカレンが殺された際は熱くなりリックと揉めたり、怪我の治療をせずに黙々と墓を作り続けるといった行動を見せる。だが基本的には善悪の判断はできて仲間のことを思った行動ができる。
印象的なシーン
引用：AMC
シーズン3の8話
タイリースが初登場した話ですね。タイリースは道中で噛まれた仲間を見捨てずに救おうとしたり、刑務所で助けてくれたカール達に真摯に向き合います。初対面で落ち着いててしっかりした性格をしているように感じたので仲間になるのかな？って思ったんですけど、9話で刑務所から出ていくことになり意外で印象的でした。
シーズン4の3話
タイリースがカレンの焼死体を見つけたときの話ですね。その後タイリースはリックと殴り合いになりボコボコにされますが、傷の手当てもせずにカレンの墓を作り続けます。そしてリックに謝られると、殴られたことよりカレンを殺した犯人捜しを優先して頼むところが印象的でタイリースらしいなって思いました。
シーズン5の1話
タイリースが小屋でジュディスを守っていたときの話ですね。このときタイリースはキャロル達を待っている間に小屋で拘束しているマーティンと揉めます。その際タイリースは小屋の外にいるウォーカーの群れの中へ放り出されてしまいますが、ウォーカーを皆殺しにして小屋に戻ってきます。いくらタイリースでも死んだかな？って思ったので驚きの戦闘力だと思いました。
またその時にマーティンを殺したようなシーンで終わりましたが、その後3話で終着駅の住民が教会に襲撃に来た際マーティンもそこにいました。このことからタイリースがマーティンを殺してなかったことがわかりますが、タイリースが敵で殺されかけたマーティンでさえ生かしたところが印象的でした。
振り返り
この項目画像は[AMC]からの引用になります
シーズン3～5までのタイリース紹介をまとめてみました！
タイリース・ウィリアムズ（チャド・コールマン）
シーズン3
サシャの兄で大柄な黒人男性。元は冷静で判断力もあるため別グループでリーダーをしていたがタイリースのいたグループは壊滅してしまい安住の地を探し移動している
タイリース・ウィリアムズ（チャド・コールマン）
シーズン4
恋人関係にあったカレンが何者かに殺されてしまい、以後カレン殺しの犯人を追っている。疫病蔓延の際は薬を取りに行き活躍するがいつでも念頭にはカレンのことがある
タイリース・ウィリアムズ（チャド・コールマン）
シーズン5
建物捜索中に油断をして腕を噛まれて命を落とす。生存者は敵であれ手をかけるないという信念を最後まで貫き通す
チャド・コールマン
引用：AMC
俳優さんの情報です！
生まれ 1974年9月6日(45歳)2020年1月時点
出身 アメリカ バージニア州
既婚 サリー・スチュワート
子ども 二人
テレビ THE WIRE/ザ・ワイヤー
I Hate My Teenage Daughter
ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ
映画 Brother to Brother
グリーン・ホーネット
モンスター上司
チャドは過去に陸上競技の選手をしていましたが、怪我で陸上をやめることになり演技の勉強を始めました。そして俳優になる前はアメリカ陸軍でビデオカメラマンをしていたようです。
そんなチャドはウォーキング・デッド以外にも「THE WIRE」や「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」など多くの作品に出演していています。そして結婚して子どもが2人います。
チャドは「THE WIRE」のデニス・"カティ"・ワイズ役が有名です。「THE WIRE」は警察と麻薬取引や犯罪を描いたドラマで、チャドの役どころは殺人罪で服役していたが出所後子どもたちのためにジムを開くという役でした。そのことを考えると犯罪後更生をしたという役どころだったのかなって思います。一方ウォーキングデッドでは道徳心が強く犯罪とは縁がなさそうだったので、ちょっと役どころが違いそうですね。
そして実は「THE WIRE」にはチャドの他にゲイブリ役セス・ギリアムやボブ役ラリー・ギリアード・Jrも出演しています。これは製作総指揮者のロバート・カークマンが「THE WIRE」のファンであることから「THE WIRE」から出演者が出ているのかなって思います。そうなると今後も「THE WIRE」から出演者が出てくるかもしれないですね。
まとめ
引用：AMC
タイリースは戦える力を十分に持っていましたし、グループの輪を乱すタイプではなかったので有能な仲間だったと思います。
また一時期はグループのリーダーをしていたようですが、性格が優しく敵でも見逃すことがあったためリーダーよりは実行者向きという印象です。
そしてタイリースは獣医大学の時とマーティンと揉めた時の2度ほどウォーカーの群れの中に放り出されていますがどちらも生き延びています。更にマーティンと揉めた時はウォーカーの群れを一人で全滅させました。このことからもタイリースの戦闘力が相当高いのがわかります。この驚異的な戦闘力があればきっとグループに大きく貢献できたと思います。しかし残念ながらノアの故郷でウォーカーに噛まれて死んでしまいました。
そんなタイリースは生き延びてくれたらよかったなって思う気持ちはあります。ただタイリースはやはり生き抜くのには優しすぎるのかなって感じもするので生き残れたかは難しいところかもしれないですね。
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