引用:AMC
ウォーキング・デッド人物集です。ストーリーに登場する人物を紹介していきます。ここではデールについて紹介しています!(シーズン9時点)
作中どんな人物?
引用:AMC
最年長のアトランタキャンプメンバーで、ウォーカーと戦う力はないがキャンプの見張り役や車の修理などを行っている。
そんなデールはグループの安定を願っていて、ソフィア探しではグループが揉めないように車が壊れたふりをしてソフィア探しを継続するべきか議論が出ないように時間を稼ぐ。
また道徳心が強くウォーカーに支配された世界でも人間らしく生きるべきと主張するが、そのことでシェーンなど現実主義のメンバーと亀裂が生まれてしまう。更に命を救ったアンドレアからもおせっかい扱いをされて煙たがられてしまう。しかしそんな中でもグレンなど慕ってくれる仲間に対して相談に乗り力になる。
しかし敵であるランダルの扱いについてグループの意見が分かれると、デールは唯一生かすべきだと主張しメンバーを説得する。だがデールの意見は却下されリック達がランダルの処刑を決めると、デールはグループに絶望しその場を後にする。その後一人で農場の外にいる際にウォーカーに襲われ致命傷を負い死んでしまう。
基本情報
引用:AMC
アトランタ最年長の道徳者
登場 シーズン1
生死 シーズン2 死亡
死因 ウォーカーに噛まれる
シーズン1
アトランタキャンプメンバーとして行動し、キャンプ内からの見張りや車の修理などでグループに貢献する。その後キャンプがウォーカーに襲われた際はリック達とCDCへ向かい辿り着く。しかしCDCは自爆装置が作動してしまうと、数名が滅んだ世界で生きることを諦めて自爆で死のうとする。その中にはアンドレアもいたが、デールはアンドレアを救うため説得し一緒にCDCから脱出する。
シーズン2
新天地を求めて移動中ソフィアがいなくなるが、その際グループの意見が分かれて揉めないように車が壊れたふりをする。その後農場で考え方の違いからシェーンとの間に亀裂が生まれて、更にアンドレアからも冷たくあしらわれるようになる。しかしそんな中でもグレンなど慕ってくれる仲間に対して相談に乗り力になる。
その後人質であるランダルを殺すと決定したグループメンバーの説得にあたるが、説得は失敗しリック達はランダルを殺す決定をする。そしてデールはその決定に絶望する。その後一人で農場の外にいる際にウォーカーに襲われ致命傷を負い、ダリルによって止めを刺される。
性格
引用:AMC
道徳観が強く、深い見識を持っていてグループのことを思って行動をしている。更に面倒見もいいためグレンなどデールを慕うメンバーから相談をされると力になる。
また正しいと思うことは意見をつき通すところがある。ただそのことで現実とのギャップを感じるメンバーとは亀裂が生まれてしまう。
しかし真っ直ぐな性格をしているのでメンバーからも一目を置かれる存在だった。そのためデールの死後リック達はデールの意見を尊重してランダルの処遇を変更する。
印象的なシーン
引用:AMC
シーズン2の1話
ハイウェイでウォーカーの大群に遭遇した際ソフィアが行方不明になったときの話ですね。このときデールは車が故障したと言い、それによりリック達は車が直るまでハイウェイに残ることになりました。しかし実際は車は故障しておらず、ソフィア探しについてグループの意見が割れないようにデールが車が壊れたふりをしたというのが真相でした。無駄な争いを避けようとするデールの人間性が伝わってくる印象的シーンでした。
シーズン2の6話
デールはシェーンとの仲がこじれていて、シェーンにグループを抜けるよう警告をします。更に7話ではアンドレアの身を案じてシェーンに近づかないように忠告しますが、デールはアンドレアに冷たくあしらわれてしまいます。この一連の流れでデールは少し空回りしているように感じました。またこのときデールならシェーンのことも理解を示していい方向で諭すことができそうなのになって思うこともありました。
シーズン2の11話
ランダルの扱いについて唯一生かすべきだと主張しメンバーを説得する話ですね。このとき説得は失敗しますがアンドレアだけはデールの意見に理解を示しランダルを生かすべきだと意見を変えました。ここでアンドレアが意見を変えたのがまず印象的でした。デールはずっとアンドレアを娘のように思っていたでしょうしアンドレアが賛成してくれたのは少し救われたのかなって思います。
しかし肝心の結果は変わらずランダル処刑が決まるとグループは崩壊だと言い放ちデールは絶望を感じて部屋を出ます。更にその後ウォーカーに襲われ死んでしまいますが、無念の中で死んでしまったんだろうなって思いました。でもリック達はデールの死後デールの意見を尊重してランダルを生かすことにしました。このことによりデールがグループで一目を置かれた存在だったんだなって感じました。
振り返り
この項目画像は[AMC]からの引用になります
シーズン1~2までのデール紹介をまとめてみました!
デール・ホーヴァス(ジェフリー・デマン)
シーズン1
メンバーの最年長。キャンプでは見張り役や車の修理などを行っている。冷静で深い見識を持っており、グループの安定を願っている
デール・ホーヴァス(ジェフリー・デマン)
シーズン2
道徳観が強く、こんな世界でも行動は人間らしくありたいと考えている
ジェフリー・デマン
引用:AMC
俳優さんの情報です!
生まれ 1947年4月25日(72歳)2020年1月時点
出身 アメリカ ニューヨーク州
既婚 ケリーリア
子ども 2人
テレビ LAW & ORDER:性犯罪特捜班
ER救急救命室
グッド・ワイフ
THE BLACKLIST/ブラックリスト
10億
映画 Xファイル ザ・ムービー
グリーンマイル
ミスト
ロシア52人虐殺犯/チカチーロ
ヒッチャー
バイオ・インフェルノ
ジェフリーは出身のアメリカではなくイギリスで演技を学びました。そして舞台で活躍後に1978年テレビドラマで俳優デビューをしています。そして出演作は映画・ドラマ・舞台と実に多く、ウォーキングデッド以前からも知られた俳優です。
代表作はロシア52人虐殺犯のアンドレイ・チカチーロ役でCableACE Awardsを受賞しています。またミストにも出演しているのでキャロル役のメリッサ・マクブライドやアンドレア役のローリー・ホールデンとはウォーキングデッド以前からの顔なじみということになります。
そんなジェフリーは結婚していて2人の子どもがいます。また犬と猫を飼っているようで動物が好きなようです。
ジェフリーはホラーやスリラー作品に出演することが多く、フランク・ダラボン監督作品の常連俳優として知られています。そしてフランク・ダラボン監督はウォーキングデッドでも制作総指揮として作品に携わっていましたが突然解雇されてしまいました。
その後フランク・ダラボン監督の解雇に不満を抱いたジェフリーは、制作陣に番組降板を訴えて自身の意向通りジェフリーは降板となりました。そのためジェフリーは自分で望んで降板になったというのが一連の流れのようです。しかしジェフリー自身はウォーキング・デッドを素晴らしい作品だと考えているようなので、監督解雇がなければシーズン2以降も出演していたかもしれないですね。こうして制作側の事情でキャストの降板などがあるのが海外ドラマの特徴でもある気がします。
まとめ
引用:AMC
デールは戦うことばかりがこのドラマの肝じゃないと教えてくれた人物でもあるような気がします。
シーズン2からは仲間や他のグループとの殺し合いも始まってしまい、そうなったことで元の世界に戻れないと考えるメンバーも多かったと思います。しかしデールはそれでも最後まで人として道徳心を持って行動するべきだと言い続けました。
そのためデールの存在は生き残るために何を選択するべきか、何をしてでも生き残ればそれでいいのか?そんなことを考えさせられる人物でもあったと思います。そしてデールは変化してしまった世界の中で以前の世界とのギャップにもっとも苦しんだ人物かもしれません。
ただ主張が強いけど外に出て実務的なことはしなかったため賛否が出てしまうところもあると思います。しかしデールは最後まで自分を貫き、リック達はデール死後デールの意見を尊重しました。そのことからもデールがメンバーに一目を置かれていたのは確かだったと思いますし、デールはグループの長老のような存在だったのかなって感じがします。
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