引用:AMC
ウォーキング・デッド人物集です。ストーリーに登場する人物を紹介していきます。ここでは総督(フィリップ・ブレイク)について紹介しています!(シーズン9時点)
作中どんな人物?
引用:AMC
壁に囲まれた町ウッドベリーを作り上げたリーダーで住民からは総督と呼ばれて慕われている。
普段は柔らかい物腰で人と接して、生存者の受け入れなども積極的にしている。しかし裏では物資調達に出て生存者を殺して物資略奪したり、街からの脱走者の殺害をしている。
そんな総督は戦闘能力がとても高くウォーカー数体なら物ともしない。またメルルを部下にしたり、アンドレアを取りこんだりと人を受け入れ信じさせる能力に長けている。しかし自分を裏切ったりいらなくなった人物については容赦なく切り捨てて殺すこともある。
そして総督はリック達のグループとは何度も争いになる。そして一度目の刑務所襲撃時はリック達に完敗したときにウッドベリーの住民を皆殺しにして行方をくらます。その後総督は放浪中に知り合った人々を信じ込ませて再びリック達を襲撃するが、またもリック達に敗れてその際に命を落とす。
基本情報
引用:AMC
ウッドベリーのリーダー
登場 シーズン3
生死 シーズン4 死亡
死因 リリーに銃で撃たれる
娘(転化後) シーズン3 死亡
恋人アンドレア シーズン3 死亡
恋人リリー シーズン4 おそらく死亡
シーズン3
ウッドベリーを率いるリーダーとして町に平和をもたらす一方、影では生存者を襲い物資を奪っていた。そんな中メルルが捕えてきたグレンとマギーを拘束していたが、二人を救出にきたリック達に町を襲撃されてリック達との対立が明確になる。その後刑務所を襲撃するが返り討ちにあい行方をくらます。
シーズン4
一人になり町を彷徨っていたが、その際にリリー一家に出会う。そしてリリー一家を連れて行動しているときに元側近のマルチネスと再会し、マルチネスが率いるキャンプに身を寄せることになる。しかし総督はその後マルチネスを殺しリーダーの座を奪い取ると、住民を率いて再びリック達のいる刑務所へ襲撃に行く。そして刑務所でミショーンに斬られて致命傷を負い、リリーに銃で止めを刺される。
性格
引用:AMC
表向きは優しく安心感を与えるような顔を見せるが、裏では冷酷で手段を選ばない行動をする。そのためヘリで墜落した軍人から仲間の居所を聞き出し、情報を吐いた軍人もその仲間も殺し物資を奪ったりもしている。
また頭がよく人を信頼させる能力に長けているが、付き合いの長い人物や男女の関係になった相手でも裏切り者と判断すれば容赦なく牙をむく。その性格からミルトンやアンドレアも手にかけている。
そんな総督は娘には特別強い親心を持っていて、娘がウォーカーになってからもずっと匿い、ミルトンにウォーカーの研究をさせて娘をどうにか助けようとする。しかし思いは叶わず娘が死んでしまうと、総督は更にダークサイドに落ちてしまう。
そして総督は一度敵対するととことん戦い続ける性格で、リックの説得に応じずリック達と何度も衝突する。そして最終的には刑務所襲撃に失敗して命を落とす。
印象的なシーン
引用:AMC
シーズン3の3話
初登場の話ですね。町の人は総督に尊敬の念を抱いていますし、最初の印象では総督は良い人なのかなって思いました。でも裏では生存者部隊を襲って物資を奪ったり、メルルを躾けたりとインパクト強かったです。只者じゃないオーラが凄かったですね。
シーズン3の5話
総督の娘がウォーカーとして登場した時の話ですね。このときまでに総督は娘の話を出していましたが、娘はまだ出てきていませんでした。そして登場した娘は転化していたという展開でしたが、これはハーシェルとかと同じようにウォーカーでもまだ治る見込みがあるかもと思っていたんでしょうね。そう思うと強烈だった総督も優しい一面はあったんだなって思います。そして総督はミルトンにウォーカーの研究をさせたりできることはやり尽くしていました。それだけに娘が死んでしまってから更なるダークサイドに落ちてしまった感じがありましたね。こうしてみると総督も終末世界の犠牲者だったんだなって思います。
シーズン3の14話
総督が街から逃げたアンドレアを追って街を出たときの話ですね。このときアンドレアが街から逃げ出すきっかけになったのが総督がウキウキで拷問の準備をしていたことでした。あのシーンは総督の残虐さが垣間見れてインパクトありましたね。
そしてその後総督はアンドレアが街を出たことに気がついてアンドレアの後を追いました。この際総督はジワジワとアンドレアを追い詰めていくのは凄い絶望感でした。そして総督は数十体はいるウォーカーの群れに飲み込まれてもやり過ごしてアンドレアを追い続けました。このとき総督の執念を感じましたね。その後アンドレアは刑務所が見える場所まで辿り着きましたが、ギリギリのところで総督はアンドレアを捕まえました。この流れはまさに総督の恐ろしさが出ていて印象的でした。
シーズン4の7話
リリー一家と共にマルチネスのキャンプに身を寄せた話しですね。マルチネスのキャンプに迎えられて、もしかして総督は変われるのかな?って思っていたらまさかのマルチネスを殺してキャンプを乗っ取るという展開。やっぱり総督は総督のままなんだなって思いました。
振り返り
この項目画像は[AMC]からの引用になります
シーズン3~4までの総督紹介をまとめてみました!
フィリップ・ブレイク(デヴィッド・モリッシー)
シーズン3
圧倒的カリスマ性と行動力でウッドベリーを仕切る統治者。総督の愛称で町の人から呼ばれ慕われているがリックとは対立をする
フィリップ・ブレイク(デヴィッド・モリッシー)
シーズン4
仲間からも見捨てられ一人で当てもなく世界を彷徨っていたがリリー一家を出会うことで再び生きる気力を取り戻す。そして3度目の刑務所襲撃を計る
デヴィッド・モリッシー
引用:AMC
俳優さんの情報です!
生まれ 1964年6月21日(55歳)2020年1月時点
出身 イギリス リバプール
既婚 エスター・フロイト
子ども 3人
映画 氷の微笑2
ウォーター・ホース
センチュリオン
ドラマ ステート・オブ・プレイ
名探偵ポワロ
グッド・オーメンズ
デヴィッドは14歳のときにリバプールの劇団に入り、16歳で学校をやめて演劇の世界で舞台や衣裳を手掛けていました。その後1983年にテレビドラマに出るようになり、舞台、映画、ドラマと幅広いジャンルで活躍する俳優となっていきました。そしてシャロン・ストーンと共演した氷の微笑2で知名度を上げました。そのためデヴィッドはウォーキング・デッドに出演したときには既に名の知られた俳優でした。
そんなデヴィッドはスポーツ観戦が好きで、自身もゴルフが好きなようです。そして同じイギリス出身のアンドリュー・リンカーンとゴルフをしたことがあったようですがアンドリューには勝てなかったようです。
実は総督役はデヴィッドの前にジョン・ホークスという人物がオファーを受けていました。しかしジョンが総督役を辞退をしたためデヴィッドに総督役のオファーが回りました。そして出演前からウォーキング・デッドのファンだったデヴィッはオファーが来た時すぐに引き受けたそうです。もしデヴィッドが総督をやっていなかったら総督の雰囲気はまた変わったものになったでしょう。でもデヴィッドの総督は名演だったと思うのでデヴィッドが総督でよかったと思います。
まとめ
引用:AMC
総督はリックを苦しめた名脇役で、ウォーカーのいる世界に慣れてきた人類が次に対峙するのは生き残った人同士の対立だと思わせる人物だったと思います。
そして総督はシーズン通して明確な敵役として登場した最初の人物でした。総督前に争った生存者とはすぐに決着がついていましたし、リック達を何度も苦しめるボス役みたいな人物は出ていなかったと思います。あえていうとシェーンがそこに近いかもしれないですけど、最後を除けば基本シェーンは味方でしたからね。
そして総督はメルルを従えたりアンドレアを取りこんだり、タイリースやサシャの受け入れもして人材に恵まれていました。またミルトンに至ってはウォーカーに転化した娘を元に戻すためウォーカーの研究を頼んでいましたが、作中でウォーカーについて研究しているのはシーズン1のCDC研究員以外では総督のグループだけなんですよね。そういう意味では総督達は貴重なグループだったと思います。
そんな総督はウッドベリー時代に冷酷な行動を繰り返しましたが、リリー一家と出会ったときに変わったのかな?って思える場面が多かったです。そのまま変わっていきいずれリック達の仲間になる路線もあればいいかなって思ったこともありましたが、ウッドベリー時代の行いが酷過ぎてそれは難しかったのかもしれないですね。そして総督は最後まで総督のままで死んでいきました。そんな総督は良くも悪くも味のある人物だったなと思います。
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