引用:AMC
前回のあらすじ
吹雪を乗り越えてから数ヶ月が経ち、アルファ達はしばらく姿を見せずに行方不明となっていた。そしてミショーン達はオーシャンサイド付近の海辺で各コミュニティー合同の訓練をしていた。その後ミショーン達は海岸でウォーカーのマスクを発見すると、アルファ達が再び近くに来たのではと警戒を強める。
その後海に出ていたキャロルがオーシャンサイドに戻ってくる。そしてダリルとキャロルは狩りに出るが、手傷を負わせた鹿が境界線の外で力尽きるとダリルは鹿を諦める。それに対してキャロルはアルファがいないのに境界線を守るのはおかしいと憤りをみせる。その後キャロルはダリルに他のグループと戦いを続ける日々が続くのかと悩みを打ち明ける。そしてグループを抜けようと考えていることを打ち明ける。
一方アレクサンドリアではロジータが出産を終え、ユージーンなどみんなでロジータの子どもの面倒を見ていた。そしてゲイブリエルは無線でオーシャンサイドからアルファ達が戻ってきたかもしれないと知らされ会議を開くことにする。そんな中ニーガンは牢獄生活が続いていたが、昼は外に出て畑作業が許される状況となっていたため畑作業をしていた。そしてリディアは勉強を受けるなど街で平和に暮らしていたが、アレクサンドリアでの生活にイマイチ馴染めずにいた。
その後オーシャンサイド周辺に衛星が墜落する。そして衛星の周辺が火災になり森の木々が燃え始める。そんな中ミショーン達は火災が境界線を越えていたため消火活動をするか戸惑うが、放っておけば火がオーシャンサイドを包むことは明白だったため境界線を越えて消火活動を開始する。その後ミショーン達は怪我人を出しつつもなんとか消火活動を終えてオーシャンサイドに戻ろうとしていた。
そしてダリルとキャロルは消火活動を終えた後、火災現場から離れた場所に二人でいた。そしてキャロルは次の日に出ていくと告げると、ダリルはキャロルを引きとめる言葉をかけてその場を後にする。その後キャロルもその場を離れようとするが、そこにアルファが現れキャロルはアルファと顔を合わせる。
ウォーキング・デッド/シーズン10【第2話 終末の始まり】あらすじ
引用:AMC
現在
アルファ達は散っていた仲間を集めてキャンプを作っていた。そしてキャンプにウォーカーを配置するため、ベータ達はウォーカーの群れを探しに行く。
その後ベータ達はウォーカーの群れの中を移動していたが、途中で一人の女性が取り乱してウォーカーの群れが乱れる。その女性は以前ヒルトップでアルファが犠牲にしようとした赤ん坊の母親で、女性はヒルトップでの出来事から当時のことがトラウマになっていた。そのことから女性は取り乱してしまったがベータ達はなんとかウォーカーを退けてキャンプまで戻る。
その後キャンプに戻ったベータ達は取り乱した女性に制裁を与えようとするが、アルファが止めさせる。そしてアルファは取り乱した女性と二人きりになるがアルファは女性を許すことにする。その後女性は姉にアルファは偉大で自分は生まれ変わったと自分の思いを告げる。そんな中ベータは女性を許したことに異論を唱えるがアルファはベータの意見を退ける。
その後アルファ達は再びウォーカーの群れの中を移動していたが、女性は子どもを失ったことがどうしても許せず突然アルファを襲う。しかし女性の姉がアルファを助けて妹である女性をウォーカーの群れに投げ入れる。そして女性はウォーカーの餌食になってしまう。その後キャンプに戻ったアルファは女性の姉の功績を讃えると、姉にガンマの名前を授ける。
その後ベータはキャンプを離れたアルファの元へ行くと、アルファがリディアのぬいぐるみを持っていることに気がつく。そしてベータはリディアがまだ生きていることやアルファがリディアに未練があることを察して問いただす。それに対してアルファは取り乱しながらもベータの予想を認めるが、リディアはもう自分の中で死んだし、リディアが生きていることは言わないでほしいと頼みこむ。そしてベータは頷く。
その後アルファ達は境界線内で煙が上がっていることに気がつくと、ミショーン達が境界線を越えたことを察する。そしてアルファ達はミショーン達に制裁を与えるため現場を確認しにいく。その後アルファはキャロルと顔を合わせる。
過去
アルファとリディアはまだ二人きりで行動していたころ身体に血を塗りウォーカーの群れの中に紛れて移動をしていた。しかし道中でリディアは恐怖から悲鳴をあげてしまう。そしてアルファはリディアを助けて近くの建物に逃げ込むが、建物内にはマスクを被ったベータがいた。ベータはアルファ達を威嚇し出ていくように告げるが、アルファがベータに詰め寄ろうとするとベータはアルファ達が一晩だけ建物にいることを許可する。
その後アルファはベータに話しかけるとお互いに少しコミュニケーションを取る。そして夜になりリディアはアルファみたいなりたいと告げるとアルファは喜び、更にリディアは悲鳴をあげてしまったことを反省していると告げる。
その後アルファは一人で建物内を散策するが、その際にウォーカーの群れに遭遇し応戦する。しかし手こずっているとベータが助けに現れる。そして二人はウォーカーを片付ける。その後アルファがベータに話しかけるとベータも話を始めるが、最後はベータが次の日に出ていくようにと言い放ちその場を立ち去る。
その後アルファ達は寝ていたが、リディアはひそかに身体中に血を塗って一人で建物内を歩きはじめる。そしてアルファはリディアが部屋からいなくなったことに気がつくと建物内を捜索する。その後アルファはリディアの痕跡を見つけるが、そこにベータが現れる。そんな中ベータが匿っていたウォーカーも現れるとアルファはウォーカーを殺そうとするがベータはアルファを引き止める。しかしアルファはウォーカーを殺してしまうとベータはアルファに襲いかかる。だがそこにリディアが現れるとベータの手は止まる。その後アルファはベータに語りかけ、今後は一緒に行動するように説得する。そしてベータはアルファの説得に応じる。
ウォーキング・デッド/シーズン10【第2話 終末の始まり】感想
引用:AMC
今回はアルファ達の話でしたね。囁く者の内部の様子やアルファとベータの出会いなどがわかってきました。
現在
まず現在ですが、散っていた囁く者達が集まっているようでした。そして囁く者達がウォーカー集めをしている際に移動中にガンマの妹が取り乱しました。ガンマの妹はアルファのせいでダリル達に赤ん坊を預けることになった一件でトラウマになっているようでした。そして結果取り乱したわけですが、アルファは今までと違ってガンマの妹を粛清することはありませんでした。しかし一度は改心したように思えたガンマの妹はアルファを襲い、失敗してあえなく死亡ということになっていました。このときガンマは取り乱した妹を結果殺すことになり、その功績によってアルファはガンマにガンマの名前を与えました。
この流れでベータがアルファに不信感を抱いていましたが、アルファはガンマという忠実な部下を見つけるために一度ガンマの妹生かしたのは必要なことだったという態度を示します。しかし実はアルファはリディアを忘れられず、ガンマの妹が子どもを失った苦しみをわかったからこそ生かしたって感じでしたね。
アルファは最後にはベータの前でリディアに執着している様子もみせました。アルファはリディアを忘れようとしているけど、忘れることができずに苦しんでいるのかなって思いました。アルファは今まで冷酷非情な面ばかりをみせていましたが、今回はやっぱり人の親なんだなーと思える一面が見られましたね。しかし絶対的な恐怖政治を敷いてきたアルファなので今のリディアに執着してる姿を仲間に見せたら許されない気はします。
そしてガンマですがウォーカーを見つけるのが得意で、妹でもアルファのためなら殺すことができるという非情さを持っているという特徴があります。そして激しくアルファに傾倒しているというのが伺えました。今後ガンマがどのように動くかも気になるところですね。
そして立ち位置がイマイチわからないのがベータです。ベータはアルファを第一に考えて動いているのか、それとも囁く者という集団を第一に考えているのかよくわかりません。ベータがアルファにとって代わるというつもりはなさそうですが、アルファの恐怖政治は支持していてもアルファがひよればベータが取って代わる可能性があるようにも感じます。ベータが何を第一に考えて行動しているのかが気になります。
過去
そしてアルファとベータの過去ですが、アルファはリディアと二人きりで生活していたときからウォーカーに紛れて生きていました。そんな二人がたまたま逃げ込んだ先にいたのがベータでした。
ベータは最初からマスクをしていて謎の人物でしたね。個人的なことはキャンプとはぐれたこと、死人のうめき声が好きなことくらいしかわかりませんでした。ベータが匿っていたウォーカーは知り合い、または家族など近しい人が転化して忘れられずにいたということだと思います。今回の現在と過去の流れを見るともしかしてベータが匿っていたウォーカーはベータの息子だったのかなとか思いました。
そんなベータに対してアルファは一緒に行動するよう誘いました。そして最初はアルファの誘いを頑なに断っていたベータでしたが最終的にベータはアルファとついて行くことにしたという流れでした。お互いが一緒に行動しようと思ったのは狂気に身を委ねることができるなどお互いに似た雰囲気を持っていると感じたからかもしれないですね。
今回の回想では最初からアルファとベータはお互いの名前も知らないような関係で、お互いに誰も信用していないという立ち位置を明確にしていることがわかりました。ただ二人が出会ってから時間は経っているので多少はお互いのことを知っているのか、それとも最初と変わらず今もお互いの名前すら知らないのかは不明です。こうしてみてもアルファとベータの関係性ははっきりわかりませんね。
終わりに
さて今回はアルファがリディアを忘れることができないでいるのがわかりました。そして囁く者内部ではベータの立ち位置は不明で、ガンマという新たな幹部が生まれたようです。そんな中アルファはミショーン達が境界を越えたことについて怒りを覚えて制裁を与えるということを示唆していました。そしてアルファとキャロルが顔を合わせて終わりだったので、おそらく両グループは今後争いになるかと思います。
ただミショーン側ではリディアが元気に暮らしています。もしそれを知ったらアルファはミショーン達へ攻撃を続ける事ができるのか、またリディアを殺すことができるのかが不明です。更にもしアルファがミショーン達への攻撃を止めたとしてもベータを始め囁く者達がそんなことを許すのかも気になるところですね。両グループの戦いがどうなっていくのか気になります。
シーズン10の主な登場人物
下記の項目画像は[AMC]からの引用になります
アルファ(サマンサ・モートン)
囁く者のリーダーとして恐怖で仲間を纏めているが、実はミショーン達の元へ行ってしまったリディアのことを忘れられずにいる。そんな中境界線を越えてしまったミショーン達に制裁を与えるため動きだす
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