引用:AMC
前回のあらすじ
マディ達は農場で日々を過ごしていたが、アリシアはその中でジェイクと男女の仲になる。そしてニックは回復したルシアナに付き添っていたが、ルシアナは怪我が治ったことで農場を出ようとニックを誘う。しかしニックが農場も悪くないと答えるとルシアナは一人で農場を出て行ってしまう。
一方マディはトロイ達と共に偵察隊を探すため農場を出ていた。そして偵察隊のキャンプに到着するが偵察隊は全滅していた。その後マディ達は偵察隊を殺したウォーカー率いるグループに囲まれ武器や物資、更に靴を奪われ、ウォーカー達に自分達の領土を返すように警告される。そしてマディ達は裸足で農場への帰路につく。
片やストランドとダニエルはオフィリアを探してホテルにたどり着くが、ホテルは無人になっていた。そんな中ストランドはオフィリアが一人で逃げたと事実を話す。その後二人は感染者に襲われるが、ダニエルはホテルにオフィリアがいないとわかるとストランドを置いて一人で車に乗り込みその場から去ってしまう。そしてストランドは走ってホテルから逃げ出す。
Fear the Walking Dead/シーズン3【第6話 赤い土】あらすじ
引用:AMC
牧場ではニックやアリシアがマディのことを心配しながら待っていた。そんな中マディ達は裸足で足を引きずりながら牧場付近まで戻ってくると、牧場の住民達はその姿を見て驚きマディ達を出迎える。そしてマディ達に事情の説明を求めると、マディ達と行動していたバーノンの息子マイクが偵察隊はみんな先住民に殺されたと告白する。更に牧場にいたら自分達も殺されると続けると、話を聞いた牧場の住民達は動揺する。
その後ジェレマイアはジェイク、トロイ、マディを部屋に呼び、事情を聞いて事態を把握しようとしていた。そんな中ジェイクはマディにウォーカーは保留地にいる先住民の弁護士で、以前の世界で農場の土地について裁判をしていた相手だと告げる。そしてジェレマイアは裁判は毎回勝っていたし、土地は先祖が買ったもので農場は自分達の土地だと声を荒げて主張する。続けてジェレマイアはジェイクに住民に農場の安全性を伝えて動揺を抑えるよう指示をする。
その後マディは部屋に戻るとニックとアリシアに足の手当てをしてもらう。そんな中マディはルシアナのベットが空いていることに気がつくとニックはマディにルシアナが出て行ったことを告げる。
その後アリシアはジェイクの元に行くと、ジェイクは射撃の練習をしていた。そしてアリシアはジェイクから創始者のラッセル、フィルが死んでジェレマイアが参っていると聞かされる。その後アリシアはジェイクに頼み銃の指導を受ける。そんな中マディが部屋にいるとグレッチェンがアリシアを訪ねてくる。そしてマディがマイクの様子を聞くと、グレッチェンはマイクや家族が怯えていて、バーノンが家族を連れて農場を出ることにしたと返答する。
その後夜になり農場のすぐそば20か所ほどで同時にボヤが起こる。そして次の日夜のボヤ騒動がウォーカー達の脅しだと判断し動揺した住民達はパニックになり地下の物資を我先にと確保しに行く。そんな中トロイは地下で物資を持ち去らないよう騒ぎを収めようとするが住民達は止まらず物資を持って行ってしまう。
その後食事の際ジェレマイアの元にバーノンが現れる。そしてバーノンはジェレマイアに農場を出ていくと告げてその場を後にする。そんな中その場にいたマディはジェレマイアに創始者が出ていくことは住民に大きな影響を与えると告げて、ジェレマイアにバーノンを引きとめるよう促すがジェレマイアはバーノンを引きとめる様子をみせなかった。しかしマディの言葉を聞いたトロイがバーノンやマイクの車の前に立ちはだかり、バーノン達が出て行くのを引きとめる。だがジェイクがバーノン達を行かせようとすると、トロイ達は殴りあいになる。そしてそのままバーノン達は農場を後にする。
その後トロイは住民達による物資や武器持ち出しを防ぐため対策をしていたが、そんな中マディが現れる。そしてマディはトロイに残っている者たちを纏めるように促すと、トロイは農場の兵を鼓舞して士気を高める。
その夜ニックはラッセル家に行くとジェレマイアがラッセル家で酒を飲み酔っ払っていた。見かねたニックはジェレマイアを心配し介抱しようとするが、ジェレマイアは創始者との思い出を話し始める。そして話の途中でジェレマイアは突然暴れ出すが、その後寝てしまう。
そして次の日ジェレマイアは目を覚ますとバーノンの馬が牧場にいることに気がつく。そしてジェレマイアはマディとニックを連れてバーノンを探しに行く。
そんな中ジェイクは一人で保留地に行きウォーカーと話をつけようとしていた。そしてジェイクの部屋を訪れたアリシアがそのことに気がつくと、アリシアはジェイクを引きとめるがジェイクは耳を傾けず部屋を後にする。
その後マディ達はバーノンの車を見つけるが、車は銃弾の跡があり何者かに襲撃された痕跡が残されていた。そしてマディ達は警戒しながら車に近づくと近くマイクの死体があり、更に転化したグレッチェン達もいた。そしてマディ達はグレッチェンに止めを刺すが、ジェレマイアやニックはバーノン達を襲ったのは先住民ではなくトロイだと疑う。
その後マディ達はバーノン達の遺体と車を農場へ持ち帰る。そしてバーノン達の遺体を見た農場の住民達は動揺するが、マディはバーノン達を襲ったのは先住民たちの仕業で外の世界に出ると危険が待っていると住民達に警告する。続けてマディはみんなで危機を乗り越えるよう住民達を説得をすると、住民達はマディの言葉に耳を傾ける。
そんな中アリシアはウォーカー達がバーノン達を殺したと聞いたことでウォーカー達が危険な存在だと認識し、ウォーカーの元へ行ったジェイクの後を追うことにする。
その後マディはトロイの元を訪れるが、マディを見たトロイはバーノン達は自分が殺したと告白する。しかしマディはそのことを問題視せず、今後は理性で自分を抑えてトロイが農場を引っ張って行くべきだと叱咤する。
Fear the Walking Dead/シーズン3【第6話 赤い土】感想
引用:AMC
今回は主に牧場の話で、マディ親子とジェレマイア親子が中心で話が進みましたね。そしてウォーカー達という驚異が出てきたことで農場の住民達も対応に困っていることもわかりました。
マディ親子
まずはマディ親子でニックですけど、ニックはジェレマイアに銃の指導を受けていましたね。前の話で銃はあまり好きじゃないと言っていましたが、ジェレマイアから素直に銃の指導を受けられるのもニックの長所かもしれないですね。それに銃はこの世界で必須なので腕を上げておくに越したことはないですよね。そういえばニックは銃を使っている描写はこれまでなかったので銃を使ったのは初かもしれないですね。シーズン1の1話では銃が暴発したって感じでしたしね。そして銃を教わったことで結果グレッチェンに止めを刺しました。ニックは銃の才能もあるかもしれないですね。
そしてトロイとの仲ですけど、イノシシ狩りに行って仲が深まったのかなって思っていたら地下でトロイと接したシーンを見ているとそんなに二人の距離は縮まっていなそうですね。まーニックは殺されかけたわけですし、そう簡単にトロイに近寄る気にならないでしょうね。そしてニックはここのところジェレマイアといることが多いですが久しぶりに酒を飲んだジェレマイアが暴れて、それを次の日ニックが見なかったふりをするのはよかったですね。その後ニックはジェレマイアとバーノン探しに行ったときに犯人がトロイだと気がついたようですが、ニックがそれを飲みこむところも大人になったかなって思います。
そしてアリシアですけど、アリシアもジェイクからですが銃の指導を受けていましたね。アリシアは銃を使っている描写はありましたが、今回教わった銃はなかなか凄い銃でしたね。しかしアリシアはなんとなく飲み込み早そうだなってイメージがあります。そしてアリシアが銃の指導を受けているときにジェイクを励ましたところを見ていたら、やっぱりアリシアとジェイクは相性よさそうだなって思いました。そんなアリシアは部屋に戻ったときにマディにジェイクとのことを話しましたが、ジェイクのことは好きだけど本気じゃないって言葉が印象的でした。そしてこの話の最後でアリシアはジェイクの後を追って農場を出るようでしたが、無事ジェイクと合流してウォーカーの元へ辿り着けるといいですね。
そしてマディですが今回は牧場内で大きく立場が上がった感じでしたね。まずマディ達が牧場に戻ってきたときですけど、マイクがみんなの前でありのままに打ち明けたとき、今まで纏まっていたように思えた牧場にヒビが入っていく感じが出ていました。
その後ジェレマイアの部屋でマディ達が話していたときですが、ジェレマイアが今までとは明らかに違う態度を見せましたね。かなり威圧的で以前ビデオで見たときの姿のように見えました。ジェレマイアにとってそれだけ先住民との問題は根深いものなんでしょう。もしかしたら差別主義的なところがあるのかもしれないですね。今までは良い面が多かったジェレマイアですけどやっぱりまた判断に悩みます。本当に判断しずらい人ですね(笑)
その後マディがニック達に足の手当てを受けたときですけどメチャクチャ痛そうでしたね(汗)しかしああして手当てされている姿を見るとマディ達はやっぱり家族なんだなって思います。牧場に来る前はバラバラで行動してましたからね。そしてマディとグレッチェンとの会話を見ていたら偵察隊を探しにいったときのことでマディの立場が上がり農場の住民達からの信頼を得ることができたように感じましたでの足を怪我した甲斐はあったかもしれないですね。
そんなマディはトロイやジェレマイアからもしきりに意見を求められる立場にもなってきました。更にバーノン親子の遺体を持ち帰った際は農場の住民に外の世界の危険を説明して説得したことから農場で一目を置かれる存在になったと思います。あの説得が出来たのはこれまでマディ達が外の世界を彷徨ってきたからというのもあるでしょう。マディはリーダーシップもありますし、実質的に農場の中心人物になってきましたね。そして今回マディはウォーカー達と戦うために人出が必要だと考え、終始住民達が農場から出ていくことを止めようとしました。この行動は必要でしたし、マディがある意味一番冷静で現実的に動いていましたね。しかしマディはトロイからのマイク殺しを告白されても気に留めずにトロイを叱咤しています。そうした姿を見るとマディが実際のところ何を考えているのかはイマイチ読めないところもありますね。
ジェレマイア親子
一方ジェレマイア親子ですが、ジェイクに関しては出番が少なく最後にウォーカー達の元へ向かったことが主な動きでした。ウォーカー達の居場所は保留地と呼ばれるさびれたトラックの休憩所らしくジェイクは場所を知っているようなので何もなければウォーカー達の居場所にはたどり着くことができそうですね。次の話でウォーカー達との話しあいになるのか、またはたどり着けないのかはわかると思いますが、ジェイクはジェイクなりに自分でできる農場の繁栄を考えて動いているのは伝わってきました。
そしてトロイですけど、農場のために四苦八苦で動いていたのはわかります。マディの話を聞いてバーノンを引きとめたところや、マディに促されて農場の兵士の士気を高めたのもよかったなって思います。特にその際トロイがマディにマイクへの思いを熱く語って、その後兵士に言ったみんなを安心させるって言ったのはよかったかなって思います。ただ問題はトロイが農場を出たバーノン親子を殺してしまったことですね。やっぱりトロイはニックの言うように気を許せないところがありますし、キレると何をするかわからない危険人物だなって感じました。
そしてジェレマイアですが、ウォーカー達が起こしたボヤ騒ぎのとき住民達の不安を消すために何か対策はするべきだったかもしれないですね。ボヤ騒ぎはシンプルですけど相当効果があったようで住民達は一気にパニックになっていましたからね。更にバーノンが出て行こうとしたときマディの言葉でトロイがバーノンを引きとめました。ここでもトロイではなくジェレマイアが引きとめるべきだったかなって思います。特にマディも言っていたようにバーノンは創始者で特別な存在なわけですし、バーノンが出ていけば住民には大きな影響を与えてしまいますからね。
ただジェレマイアばかり責められないというところもあります。それはジェレマイアがみんなを両手を広げて受け入れたのにって言葉に集約されていると思いますが、確かにジェレマイアは今農場にいる人にとっては最高の場所を提供しているのは間違いなく、今回のように農場が危機に陥ったとき住民もその点を考えてあげてもよかったのかなって思います。それに今回の騒動はジェレマイアにも相当こたえたようで今まで我慢していたお酒にも手を出してしまいました。ただそれにしてもジェレマイアは自分で言っていた通り酒癖悪いですね。銃までぶっ放してました(笑)
そして今回バーノンが死んだことでジェレマイア以外の創始者が死んでしまいました。これはジェレマイアにとっても農場の住民にとっても大きいことですね。そういえばジェレマイアもさすがにトロイがバーノン達を殺したことについてはかなり動揺していましたね。確かにトロイがまさかバーノンを殺すとは思いませんでしたからね。
終わりに
さて今回は住民がバラバラになっていくのかなって思ったら、マディのおかげでなんとか踏みとどまり農場はまだ纏まっている状態を保てました。マディは住民達を引きとめるため外に行けばさらなる危険が待っていると言いましたが、それは事実ですしマディ自身もまた外の危険な世界に戻りたくないと考えているんでしょう。しかしウォーカー達の脅威がなくなったわけではないですし今後はどうなるかわかりません。ジェイクがウォーカー達を説得できればいいですが…今のところは難しいかもしれないって感じがします。でも説得が成功すればいいですね。引き続き先を見ていきたいと思います。
シーズン3の主な登場人物
この項目画像は[AMC]からの引用になります
ジェレマイア・オットー(デイトン・キャリー)
農場のリーダーでジェイクとトロイの父親。オットーと呼ばれることが多い。世界が崩壊する前から終末の世界への準備をしていたため農場には豊富な物資があり、崩壊した世界で必要な知識も備えている
ユーネクスト
ユーネクストなら月864円でウォーキングデッドを見放題です。また借りに行く手間もありません。まだ登録していない方にはオススメです。
ツイッター
Twitterで記事更新の通知などしていますのでフォローしていただけたら嬉しいです。